「新しいことを習慣にしたい!」と思ったものの、三日坊主で終わってしまった経験はありませんか?
実は、習慣化に成功する人と失敗する人には明確な違いがあります。
今回は、その違いを具体的に解説しながら、どうすれば自分の目標を達成できるのかを紹介します。
習慣化できる人とできない人の違いとは?
習慣を継続することは簡単ではありません。
しかし、習慣化に成功する人と失敗する人を比較すると、明確な違いが見えてきます。
ここでは、成功する人がどのような特徴を持ち、失敗する人がどのような落とし穴にはまるのかを解説します。
習慣化に成功する人の特徴
① 最終目標が明確で数値化されている
習慣化に成功する人は、最終目標を明確にし、さらに数値化しています。
具体的な数値があると、目標達成のために何をすべきかが明確になり、計画が立てやすくなるからです。
例えば、「3ヶ月で5kg減量する」や「毎日30分ジョギングをする」などの目標を立てると、日々の取り組みが明確になります。
私の場合、最初は「周りに迷惑をかけない筋力と体力づくり」という目標でしたが、体が慣れ始めてからは「休まず5キロジョギングできるようにする」が最終目標になりました。
目標を明確にすることで、日々のモチベーションが維持しやすくなります。
② 小さな目標を設定する
日々の目標を決めるときに、大きな目標ではなく、小さな目標を積み重ねることが重要です。
大きな目標は達成しにくく、挫折の原因になります。
「毎日1時間運動する」ではなく、「最初は10分ウォーキングする」といった小さな目標から始めることで、無理なく続けられます。
私の場合は、「周りに迷惑をかけない筋力と体力づくり」を達成するために、「5分でもジョギングする」を小さいな目標にしました。
小さな成功を積み重ねることで、習慣化が定着します。
③ ご褒美を設定する
定期的なご褒美を用意すると、モチベーションが続きやすくなります。
適度な報酬があると、次も頑張ろうという気持ちになるからです。
「1週間続けられたら好きなスイーツを食べる」「1ヶ月達成したら新しいトレーニングウェアを買う」などが効果的です。
私は、1ヶ月ごとにランニングシューズやウェア、骨伝導イヤホンを購入したり、好きな食べ物を食べるチートデーを設けました。
楽しみながら続けることが習慣化の鍵となります。
④ やる時間を決めている
決まった時間(行動含む)に取り組むことで、習慣化しやすくなります。
「時間があればやる」ではなく、ルーチン化することで実行しやすくなるからです。
「朝7時にジョギングをする」や「ひと駅前で降りて歩いて帰る」と決めると、習慣として定着しやすくなります。
私の場合は、平日はひと駅前で降りて歩いて帰り、休日は15時に地域放送が流れたタイミングでジョギングしに行くようにしていました。
スケジュールに組み込むことで、自然と習慣になっていきます。
⑤ 記録や発信をする
手帳やカレンダーに記録をつけたり、SNSで発信したりすると、習慣が続きやすくなります。
進捗が可視化されることで、モチベーションが保ちやすくなるからです。
ダイエットなら体重をアプリに記録したり、運動ならSNSに報告したりすることで、励みになります。
私の場合は、家族へ報告することから始めて、走れる距離が伸びてきたときにスマートウォッチを購入し、記録した結果をSNSで報告するようにしました。
周囲のフィードバックを得ながら、継続の意欲を高めることができます。
習慣化に失敗する人の特徴
① 最終目標が曖昧
目標が曖昧だと、行動の指針がなくなり、続けることが難しくなります。
「痩せたい」「運動したい」といった漠然とした目標では、何をすればいいのかが分からないからです。
私の過去の失敗は、完全に「痩せたい」「運動したい」という目標設定をしたことでした。
「3ヶ月で5kg減量する」など、具体的に決めることで、継続しやすくなります。
明確なゴール設定が習慣化の第一歩です。
② 1日の目標が高すぎる
無理な目標を設定すると、達成できずに挫折してしまいます。
自分のキャパシティを超えた計画では、継続が困難になるからです。
「毎日2時間筋トレをする」と決めても、現実的には続かないケースが多いです。
私の場合は、「早朝にウォーキングする」と決めましたが、そもそも運動習慣がないのにも関わらず朝が弱いという、完全にキャパシティを超えた計画をしてしまったことが原因でした。
このことからも、自分に合ったペースで始めることが大切です。
③ 完璧を求めすぎる
失敗を許せないと、少しのミスでやる気をなくしてしまいます。
「完璧にやらなければ」と思うと、続けるハードルが高くなりすぎるからです。
仕事が多忙になった時期にちょうど始めた「腹筋30回を毎日やる」は、完璧主義寄りな私には重荷で、できなかった自分を責める結果となりました。
なので、「今日は1分しかできなかったがOK!」というような柔軟な考えを持つことが大切です。
完璧を求めるより、継続することを優先しましょう。
④ 記録をつけない
記録しないと、自分がどれだけ進んでいるかが分からなくなります。
目に見える形で進捗を確認できないと、やる気がなくなりやすいからです。2日以上サボる日が続くと「やらない」選択を取る可能性が高まります。
「運動日記をつける」「アプリで習慣を記録する」などが効果的です。
小さな成果を実感できると、継続しやすくなります。
まとめ
習慣化に成功するためには、明確な目標設定・小さな成功の積み重ね・記録/発信の活用が重要です。
逆に、目標が曖昧・無理な計画・完璧主義は習慣化の妨げになります。
まずは、自分に合った小さな目標を設定し、できることから始めてみましょう。
継続できる仕組みを作りながら、理想の自分に近づいていきましょう!
未来の自分が感謝する選択をしよう!
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