「やる気が出ない…」
「今日もまたサボっちゃった…」
そんな風に思ったこと、ありませんか?
私も以前は、何かを始めようとしても三日坊主ばかり。
やる気に頼っては失敗して、「やっぱり自分には無理かも…」と落ち込んでばかりでした。
でも今では、モチベーションがゼロでも、運動や読書などの習慣が自然と続くようになっています。
この記事では、私が実践してきた「モチベゼロでも習慣を続けられた理由」を3つのステップで紹介します。

「やる気がなくても続くってホント?」と
感じたことありませんか?
以前の記事では、「モチベゼロでも行動できる5つのルール」を紹介しましたが、今回はもう一歩踏み込んで、“なぜモチベがなくても習慣が作れるのか”という考え方をお伝えします。
そもそも「モチベゼロ」とは何か?


モチベはモチベーションのことで、この「モチベゼロ」は「やる気がない状態」ではなく、「やる気に頼らない考え方」を指します。
やる気に頼ると、やる気に左右されてしまい、何かを始めてもすぐに止まってしまう…。
そんな経験、ありませんか?
私も過去に「やる気」だけで始めた運動がいくつもあります。
たとえば…
- なわとび:SNSに開始3日目「150回飛んだw」→6日目「膝痛てぇ…」→その後フェードアウト
- 腹筋:4日目に「仕事疲れたし腰痛い…腹筋…むりだ…」とSNSに投稿して終了
どれも共通していたのは、やる気があるときは動けるけど、疲れたり気分が乗らなかった日はできないということでした。



当時の私はこのまま続ければ、
すぐにライブでもバテなくなるって思ってました…
だからこそ、「やる気が出るのを待たない」という前提で、感情ではなく仕組みで動くスタンスに変えることで、行動のハードルがぐっと下がり、習慣が作りやすくなります。
モチベゼロでも続けられた理由(3ステップ)


ジョギングで「モチベゼロでも動ける」感覚を、初めて体感しました。
始めて2週間目から15時に走ると決めていたのですが、徐々にその時間になると自然と「そろそろ走る時間だな」と体が動くように。
6ヶ月目には「走るのが楽しい」と感じるようになっていました。
やる気じゃなくて、時間や習慣が自分を動かしてくれていた。
この感覚は、それまでの「やる気があればできる」という考え方を大きく変えてくれました。
では、どんな工夫が続ける支えになったのか?
3つのポイントを紹介します。
① 1分でもOKという“最低ライン”の設定
やる気に頼って始めると、最初は勢いでたくさんやってしまいがち。でも、それは長続きしません。
私もウォーキング、なわとび、腹筋などいろいろ挑戦しましたが、やる気に任せた結果すべて三日坊主に…。
完璧主義な考えがあったため、最初に決めた目標を「絶対にやらなきゃ」と自分を追い詰めていました。
完璧主義の人ほど「最低ラインの設定」は効果抜群!
「これだけやればOK」と決めておくと、自分を責めずに済みます。
そこで取り入れたのが「最低ラインの設定」です。
たとえば「1日1分だけやる」といったハードルの低い基準を設けることで、「今日もできた!」という達成感を積み重ねることができました。



1分じゃなく “1回だけ” でも大丈夫!
それが習慣の突破口!
この “1分だけ” という最低ラインは、「成果を出すため」ではなく「続けるための設計」だと考えるようになってから、無理なく続けられるようになりました。
② 時間を決めて、思考の余地をなくす
やる気に頼ると、「気分が乗ったらやる」「タイミングがよければやる」と、行動の判断に余計なエネルギーがかかります。
私も以前、仕事で疲れて帰宅したあと「今から腹筋か…」と考えてしまい、「今日はいいか」と諦めてしまうことが何度もありました。



無駄なことを考えてしまって
行動に移せなくなるんですよね…
そんなときに効果があったのが、「行動の時間を決めること」です。
「15時になったらストレッチをする」「帰り道はひと駅前で降りて歩く」など、行動のトリガーを“やる気”ではなく“時間”や“行動”にすることで、迷わず動けるようになりました。
▶「やる気ゼロの日でも動けた“時間の工夫”とは?」
考える時間をなくせば、行動のハードルも下がります。
③ 「やった記録」で自分に小さな達成感を
やったことを記録しておくことで、「ちゃんとできてる!」という実感が生まれます。
過去に三日坊主だった頃もSNSに記録を投稿していましたが、やる気があったからか周囲の反応にはあまり興味が持てませんでした。
でも、ジョギングを習慣として続けられるようになってからは、「すごい続いてるね」「頑張ってるね」という言葉をもらったとき、初めて“自分でも続けられてるんだ”と実感できました。
それが新しいやる気にもつながり、自信にもなった気がします。
▶忙しくても運動が続いた!私が乗り越えた3つの壁とその対処法
ちなみに、○をつけるカレンダー記録は私には合わなくてすぐやめてしまいましたが、自分に合った見える化方法を探すのはすごく大事です。



記録のつけ方は得意なやり方でOK!
人と比べる必要はありません。
「昨日の自分より少しでも進めた自分を褒める」。
これだけで、続ける力がぐっと育っていきます。
モチベゼロでも大丈夫。自分を責めなくていい


習慣を続けるために必要なのは、小さな成功の積み重ねです。
最初からうまくやろうとせず、「できたこと」をちゃんと認めてあげましょう。
完璧じゃなくて大丈夫。
「またダメだった…」と落ち込むより、「今日も少しだけ前に進めた!」という感覚を大切にしてみてください。



やる気で頑張っちゃうより、
小さな一歩で毎日できる方が素敵です!
小さな成長を褒めてあげられるやさしい自分でいれば、習慣は自然と続いていきます。
まとめ|モチベゼロでも習慣はちゃんと作れる
「やる気がなくても続けられる」
これは決して根性や才能ではなく、仕組みの力です。
- モチベゼロ=やる気がなくても動ける仕組み
- 最低ライン・時間固定・記録の工夫で習慣が作れる
- 自分を責めない「やさしい仕組み」が継続のカギ
大切なのは、「モチベがあるからやる」のではなく、「モチベがなくてもできるようにしておく」こと。
そして、続けられた自分を褒めてあげること。
今日の1分が、未来のあなたを変えていきます。
未来の自分が感謝する選択を、今日もコツコツ積み重ねていきましょう!
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