「また運動サボっちゃった…」
「せっかく続いてたのに、やっぱり自分には無理かも…」
そんなふうに落ち込んでしまった経験、ありませんか?
私も以前、順調に続いていた運動を、ある日をきっかけにピタッとやめてしまったことがあります。
一度止まると、「また始めるのが怖い」「また失敗するかも」と不安がよぎり、なかなか動き出せなくなっていました。
でも今では、たとえサボってしまっても、「また明日やろう」と自然に再スタートできるようになっています。
この記事では、私自身が運動を再スタートできたきっかけと、そのために役立った工夫を紹介します。
「続かない自分」にモヤモヤしている方に、少しでもヒントになればうれしいです。
運動を続けていたのに「挫折」してしまった理由とは?

運動を始めても「いつの間にかやらなくなってしまう」には、いくつかの理由があります。
気づかぬうちに「頑張りすぎていた」
始めたころは調子よくこなせていた運動。
でも実は、無理してがんばっていたことに気づいていませんでした。
「よし、ダイエットのために運動しよう!」と意気込んでいたものの、仕事が忙しい日や体調がすぐれない日に、急に動けなくなってしまう…。
それをきっかけに、「もう無理だ」とやめてしまいました。
モチベーションに頼って始めた習慣は、意外と長続きしないもの。

私も、つい最初は気合いで突っ走ってしまってました…
続かなかったのは、あなたが弱いからじゃなく、頑張りすぎていたからかもしれません。
「できなかった日=失敗」と思い込んでいた
「昨日は運動できなかった…」
そんな日は、「やっぱり自分には無理だ」と落ち込みがち。
でも、運動できない日があるのは当たり前。
仕事が立て込んだり、疲れていたり、誰にだって “できない日” はあるものです。



私も “昨日できなかった…” と落ち込む日、
何度もありました。
それを “失敗” と決めつけてしまうと、次に動く気力がなくなってしまいます。
私も何度もそのループにハマっていました。
他人のペースと比べて焦っていた
SNSで見かける「毎日30回スクワットしてます!」という投稿に影響されて、自分も頑張ってみたけど続かない…。
そんな経験、ありませんか?
人それぞれペースや体力が違うのに、つい他人と比べてしまい、「なんで私はできないんだろう」と自己嫌悪に。



最初はやる回数とかベストがわからず、
他人の情報を鵜吞みにして始めたんですよね…
でも本当は、自分に合ったペースでいいんです。
続けるために必要なのは、“人と比べないやさしさ”でした。
また動けた!“再スタート”できた3つの仕組み


一度やめた自分がまた動けたのは、“やり直しやすい仕組み” を作っていたからでした。
「できなかった日」も前提にした記録法
運動記録をつけると、続いている感覚が持てるだけでなく、振り返りがしやすくなります。
ここで大事なのは、できた日だけじゃなく、できなかった日も記録すること。
たとえば「疲れて寝てしまった」「今日は体調がいまいちだった」など、理由も一緒に書いておくと、あとで冷静に見返せます。



失敗したことは頭で悩むより
書きだした方が整理しやすかったです!
「できなかった日=ゼロ」ではなく、「できなかったけど記録した=前進」。
そんなふうに考えられるようになり、また動けるようになりました。
“気が向いたらメニュー”でハードルを下げる
「今日は1回だけでいいや」と思って始めたけど、やってみたら意外と動けた。
そんな日って、意外と多いんです。
だから私は、“気が向いたら自由に追加できる” メニューを用意するようにしました。
- 今日は腕立て5回だけ
- 気が向いたからストレッチも追加しよう
- 体が軽いからちょっとジョギングしようかな
気分に合わせて自由に調整することで、プレッシャーなく取り組めるようになりました。
義務感ではなく、「ちょっとやってみようかな」と思えることが大切です。
「サボった話」も誰かに話してみる
サボったことって、誰にも言いたくないことですよね。
でも私は、思い切って「昨日サボっちゃってさ〜」と話してみたんです。
すると、不思議と気持ちが軽くなりました。
サボったことなんて、人に言ったら引かれそう…



でも実際に話してみると
「そんな日もあるよ」と返ってきて、
ホッとしたんだよね!
SNSや家族・友人にシェアすると、「そんな日もあるよ」「私もだよ」と言ってもらえたり、リアクションが返ってくるだけで気持ちがラクになります。
自己嫌悪をため込まないことが、再スタートのきっかけになりました。
私が再スタートで意識した「考え方」の変化


習慣を続けるために取り入れたのは、工夫だけではありません。
考え方を少し変えたことも、大きな力になりました。
完璧じゃなくていいと認めた
以前の私は、「毎日30回やる」と決めたら、それができなかった日は“失敗”と見なしていました。
でも今は、「少しでも動けたらOK」と考えるようにしています。
たとえ1回しかできなくても、それは立派な前進。



「完璧にこなさないといけないもの」
と、思い込んでいたんですよね…
完璧を目指さなくなったことで、気持ちがラクになり、続けることが苦じゃなくなりました。
毎日じゃなくても「続いてる」と定義した
運動を習慣にしようと思うと、毎日やらなきゃ!と焦ってしまいがちです。
でも実際は、疲れていたり、体調がすぐれなかったり、休まざるを得ない日もあります。



休んだっていい。
「今日は休む」と決めた自分もえらい!
そんな日は、「今日は休む」と決めることにしました。
無理をしてケガをするより、休んで回復して、翌日また動ける方がよっぽど健康的です。
記録より「自分への声かけ」が効いた
私は記録をただ “数字” として残すだけでなく、「この1週間、がんばったね」「今日はちょっと疲れてたね」と、自分に声をかけるようにしました。



“お疲れさま”と自分に声をかけるだけでも、
また頑張れるんです。
自己肯定感が高まり、前向きな気持ちで運動に向き合えるようになったんです。
記録よりも、自分を応援する“言葉”の力って、実はすごいんです。
まとめ|続かなくても、また始めればOK
運動が続かなかったからといって、失敗ではありません。
「サボったら終わり」ではなく、「また始めればいい」。
そう考えるようになってから、私は気持ちがぐっとラクになりました。
実際に、できなかった日があっても記録して、軽く動ける仕組みをつくっておけば、再スタートは案外簡単にできるものです。
習慣が一度止まってしまっても、やめたことを責めずに、また小さく始めればいい。
「今日もできなかった…」と落ち込むよりも、「明日またやろう」と思える自分を育てていくことが、習慣化の本当の力だと、私は感じています。
未来の自分が、「また始めてくれてありがとう」と思ってくれるように。
あなたも、今日からまた一歩、ゆるく再スタートしてみませんか?
未来の自分が感謝する選択を、今日もコツコツ積み重ねていきましょう!
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